第4話 髪型だけでなく、服装も変わり始めた──「装い」を考えるようになった頃

その他の雑記

AGAについて調べ始めた頃、私の中ではもう一つ、大きな変化が起きていました。

それは、髪型だけではなく、服装にも目を向けるようになったことです。

若い頃は、流行や着やすさを優先して服を選んでいました。

しかし、年齢を重ねるにつれて、「自分にはどんな服装が似合うのだろう」と考える時間が少しずつ増えていきます。

そんな頃に惹かれたのが、民族的な雰囲気を取り入れた、ゆったりとした服装でした。

体を締め付けない自然なシルエットには、不思議と落ち着きを感じ、自分の暮らしにもよく馴染むように思えたのです。

服装が変われば、それに合わせる髪型も変わります。

本来であれば、もう少し長めの髪型のほうが全体の雰囲気には合っていたのかもしれません。

しかし、当時の私は薄毛が気になり、髪を自由に伸ばせる状況ではありませんでした。

だからこそ、サイドや後頭部を短く整えながら、服装とのバランスを取ることを意識するようになります。

さらに、この頃から帽子をかぶる機会も増えていきました。

最初は実用性もありましたが、次第に帽子は私の装いの一部になっていきます。

実際に帽子をかぶってみると、髪型との相性は思っていた以上に大切でした。

私の場合、髪が長すぎると帽子が浮いたような印象になりやすく、短めの髪型のほうが自然に馴染みます。

そのため、短髪は薄毛を目立たなくするためだけではなく、自分の服装や帽子とのバランスを整える意味も持つようになりました。

振り返ってみると、この頃から私は「髪型」だけを気にしていたのではありません。

服、帽子、髪型。

それぞれを別々に考えるのではなく、一つの「装い」として考えるようになっていたのです。

そして、この装いへの興味は、やがて一着の服との出会いへとつながっていきます。

その服との出会いが、「買う」という選択ではなく、「自分で作る」という新しい世界への入口になるとは、この時の私はまだ知りませんでした。

次回は、私がキャピタルというブランドに惹かれ、洋裁を始めるきっかけになった出来事について書いてみたいと思います。


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服装を見直すようになると、自分が本当に着たいと思えるものが少しずつ見えてきました。

その中でも強く心を惹かれたのが、あるブランドとの出会いでした。しかし、憧れと現実のあいだには、大きな壁がありました。

次回、第5話「キャピタルとの出会い──『買えないなら、自分で作る』という選択」では、憧れた服との出会いと、高価だからこそ生まれた「自分で作る」という発想についてお話しします。

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