個人と共同体

人の記憶

そういや昔……から始まる話──缶コーヒー片手の雑談が記事になるまで

現場仕事の前には、缶コーヒーを片手に他愛もない話をする時間があります。「昨日は暑かった。」 「猫がまた悪さをした。」 「昔の車は狭かった。」 「そういや映画でさ……。」仕事とは関係ない話ばかりです。でも、私のブログ『異民の苦楽詩』は、たいて...
人の記憶

第3話 文明は人間を怠け者にしたのか──道具が身体の代わりになるまで

人間は、昔から「楽をしたがる生き物」だった。重いものを持ちたくない。 遠くまで歩きたくない。 硬いものを素手で壊したくない。 暑い場所では涼しく過ごしたいし、寒い場所では暖かく暮らしたい。こう書いてしまうと、なんとも怠け者に見える。しかし、...
人の記憶

山男の家づくり──人力で建てる家は、自由なのか、それとも危険なのか

夏の「山の日」。ヒストリーチャンネルでは『ザ・山男』シリーズが長時間放送されている。真夏に見る雪山の映像は、どこか涼しげだ。白い息を吐きながら歩く山男。 雪に覆われた森。 凍り付いた川。 薪ストーブの炎。しかし、その風景の中で彼らが行ってい...
人の記憶

人はなぜ「無駄に凝る」のか──ものづくりが脳と人生を豊かにする理由

ヒストリーチャンネルで放送されている『ザ山男』や『ザ鍛冶男』を見ていると、不思議に思うことがあります。彼らは生活のために必要最低限のものを作っているはずなのに、いつしか必要以上に手間をかけ始めます。もっと簡単な方法があるにもかかわらず、昔な...