その他の雑記

似た銃、違う人生──『パルプ・フィクション』の雑談から

映画を観ていると、どうしても本筋とは関係のないところが気になってしまう。役者の服装だったり、酒だったり、車だったり、時には登場人物が手にしている銃だったりする。今回も、ザ・シネマで『パルプ・フィクション』を流し見していたところから始まった。...
その他の雑記

『鬼平外伝 老盗流転』──老犬は、街道で振り返らない

時代劇専門チャンネルで『鬼平外伝 老盗流転』を流し見していた。若い頃、盗賊として生きていた二人の男がいる。ところが仲間に命を狙われ、二人は逃げることになった。そのとき二人が交わした約束は、「今後は赤の他人。再会しても知らない者同士……」とい...
その他の雑記

兄さん、馬鹿にして申し訳ありません――ケー100、50年後の再評価

昔、テレビで『走れ!ケー100』という番組を見ていた。機関車のような姿をした車が、全国を旅していく。子供の頃の私は、それを特に不思議とも思わなかった。「ケー100」という名前の、ちょっと変わった機関車。それくらいの認識だったと思う。ところが...
その他の雑記

「おでんの季節、我が家にはポトフがやって来た──チャボ誕生待ちの食卓」

台風の影響なのか、日差しがいくぶん抑えられた、穏やかな天候が続いている。夜更けになると、鈴虫などの鳴き声が聞こえてくる。昼間はまだ夏の余韻を残しているものの、夜のひんやりとした空気には、秋口らしい気配が漂い始めた。季節は、どうやら少しずつ秋...
その他の雑記

いつもの子が、今日は男前

岐阜県下呂市門和佐にある白雲座歌舞伎の番組を見ていました。地域の人たちが役者となり、大道具から裏方まで自分たちで担う地歌舞伎です。こうした催しを見ていると、歌舞伎という古典芸能でありながら、どこか祭りに似たものを感じます。劇場でプロの役者を...
人の記憶

人間の顔は一つではない──鬼平から、ねずみ大根と我が家の黒歴史へ

9月12日、時代劇専門チャンネルで『鬼平外伝 正月四日の客』が放送されていました。正月の話を九月に見るというのも少し気が早いのですが、年末に向けた再放送ということで、久しぶりに流し見していました。この作品で松平健さんが演じるのが、盗賊の首領...
人の記憶

『よろしくメカドック』は格好いい。でも、私のシティはエンストした

タツノコプロといえば、『科学忍者隊ガッチャマン』や『新造人間キャシャーン』、『タイムボカン』シリーズなど、個性的なキャラクターやメカが活躍するアニメを思い浮かべる人が多いと思います。そんなタツノコプロが、少年ジャンプの作品をアニメ化していた...
人の記憶

一周回ってカッコいい『科学忍者隊ガッチャマン』

アニマックスで『科学忍者隊ガッチャマン』を流し見している。子供の頃に見ていた作品だが、今になって改めて見ると、妙なところに目が行ってしまう。まず、ファッションが凄い。ウルフカットの髪型に、クレイジーパターンのTシャツ、ストライプ柄のスラック...
文化の記憶

本物より本物らしく

円谷英二の故郷・須賀川で考えた特撮と自然の境界線テレビを眺めていると、福島県須賀川市を紹介する番組が流れていました。須賀川といえば、特撮好きなら一度は耳にしたことがある街です。ここは、あの円谷英二さんの故郷。街の中にも特撮にちなんだものが数...
映画から考える社会

夢の中のあの人は、本当にあの人なのか──『ドリーム・シナリオ』が笑えない理由

明け方近く、ムービープラスで『ドリーム・シナリオ』を流し見していた。ニコラス・ケイジ演じる大学教授が、なぜか世界中の人々の夢に現れる。最初は単なる珍現象として注目されるのだが、やがて夢の中で彼が嫌な振る舞いをするようになり、人々から毛嫌いさ...