文化の記憶

パジャマという言葉だけが残っている

家で大半の時間を過ごしている私にとって、スウェット素材の服は欠かせない。テレビを見るにも、酒を飲むにも、猫と過ごすにも楽である。眠くなれば、そのまま寝てもいい。考えてみれば、昔のような「いかにもパジャマ」という姿を見る機会は、すっかり少なく...
人の記憶

ミスドから少し離れて、スーパーのツイストドーナツへ

中国で「ミスタードーナツ」が人気になっているという話を見かけた。日本では昔からお馴染みの店なので、向こうでかなりの熱気になっていると聞くと、少し不思議な気分になる。こちらでは、むしろ私はミスタードーナツから少しずつ離れている。嫌いになったわ...
人の記憶

『ヤニねこ』を観ていたら、昔の長屋生活を思い出した

Amazonプライムで『ヤニねこ』を流し見している。人間と猫が共存している世界で、煙草を吸うために生きているような生活能力ゼロの主人公「ヤニねこ」の日常を描いたアニメらしい。部屋は散らかっている。浴室もトイレも、あまり人様に見せたい状態では...
人の記憶

煙草は吸わないのに、喫煙所を覗いてしまう

スーパーや商業施設などへ出掛けると、ガラス張りの喫煙所を見かけることがある。私は煙草を吸わないので、当然ながら中へ入ることはない。ところが、なぜかトイレへ向かう途中などに、その中をチラリと見てしまう癖がある。別に喫煙所に興味があるわけではな...
文化の記憶

仮面の下には夢がある。外せばおっさんがいる

さとのか4Kで『特急あずさ出発進行!尾道ベッチャー祭り』を流し見していた。毎年11月1日から3日にかけて行われるというこの祭りは、江戸時代後期、疫病を克服するために行われた神事が発祥とされているらしい。ベタ、ソバ、ショーキという三人の鬼が登...
文化の記憶

長崎くんちの舞台裏——祭りを支える人々と、二度と作れないもの

さとのか4Kにて、『長崎くんち 奉納踊生中継』を流し見しながら作業していた。長崎くんちといえば、豪華な山車や異国情緒を感じさせる演し物、そして大勢の人々が一体となって繰り広げる奉納踊が見どころである。我が町では神輿を中心とした祭りが多いが、...
文化の記憶

神様より太鼓台が偉い?──祭りの三日間、人間は少し野生に戻る

さとのか4Kで『新居浜太鼓祭り 2025版』を流し見している。新居浜といえば、やはり太鼓台である。豪華な化粧刺繍を施され、金色の飾りをまとった巨大な太鼓台。テレビ画面越しでも、その金のかかり方はよく分かる。「こりゃあ、立派だなあ」などと思い...
文化の記憶

道後の鉢合わせ──神輿より怖い、人間の波

さとのか4Kで「祭りの秋」を流し見している。今日は「松山地域・秋の地方祭2025 道後鉢合わせダイジェスト」。道後の秋祭りといえば、神輿同士をぶつけ合う、なかなか荒っぽい祭りである。画面に映るのは、長いかき棒に大勢の男たちが取り付き、その神...
人間と機械

賞金を稼ぐ脚と、賞金を運ばない腕

チャンネル銀河で、競輪選手の裏側を紹介する番組を流し見している。競輪選手という仕事は、改めて見るとなかなか過酷である。あの太い大腿部も、ただ自転車に乗っているだけで出来上がるものではない。レッグプレス400kgなんて数字まで出てくると、こち...
映画から考える社会

似た銃、違う人生──『パルプ・フィクション』の雑談から

映画を観ていると、どうしても本筋とは関係のないところが気になってしまう。役者の服装だったり、酒だったり、車だったり、時には登場人物が手にしている銃だったりする。今回も、ザ・シネマで『パルプ・フィクション』を流し見していたところから始まった。...