2026-01

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光の裏で量産される影

テレビや映像の世界では、いつの時代にも象徴的な存在が生まれる。それは子役であったり、番組の顔になるペットであったりする。1970〜80年代の日本のテレビドラマも例外ではなく、高視聴率番組の中で、子役たちは大人の会社員を上回る報酬を得ることも...
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多目的物件ございます。

同居人が、私の階まで侵食し始めました。気づけば作業用の電気カーペットは勢力を拡大し、その延長線上に折り畳み机が据えられています。机の上には掛布団、そして百円ショップで調達された板切れ。簡易コタツが、あたかも当然の顔で完成していました。すでに...
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敵ながら、あっぱれ

昨夜の静けさとは打って変わり、只今、親父のいる実家の方へ来ている。雪は深々と降り続き、寂しい景色が途切れることなく広がっている。道の途中では、脇に生えていた竹が雪の重みに耐えきれず折れ曲がり、道路を塞いでいた。過疎化が進む地域ゆえ、管理する...
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厠のついでに。

月丸が、用足しの帰りに私の脇を通る。人の生き方にも似ている。通りすがりのようなものかもしれない。
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猫サウナの序列

週末あたりから寒気が流れてきたため、我が家も冷え込みが厳しくなりました。同居人はまた座卓下に設置していた猫用コタツを増幅させたような台と掛布団を追加し、まるで猫サウナのような環境を作り出しました。おかげで、5〜6匹まとめて入れる空間で赤外線...
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月丸が鳴く

月丸が鳴く。朝方は、ぼやくような呟きから始まる。午後になると、低くがなる。同居人は、その声をデスメタルだと言う。私は、月メタルだと思っている。
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階段、年明けに謳う

明けましておめでとうございます。去年は色々とありましたが、今年もまた、色々な気づきが出来そうです。大晦日の昨夜、我が家は思いのほか賑やかな宴と化しました。普段は口にさせていなかったペット用の蒸し鶏や、魚の煮付け風の珍味を振る舞ったところ、彼...
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3つの暦

暦は一つしかないと思っていた。暦の先今年に入ってから、壁に掛けたカレンダーが一月で終わっていることに気づいた。同居人に百円ショップで買ってきてほしいと頼むと、「そういうことは去年のうちに言ってくれないと困る」と言われた。もっともだと思いなが...
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積もる話が・・・

普段の私は、部屋を使っているというより、置かれているだけに近い。帰宅後は何もせず眠っているだけの存在で、整理整頓や掃除といった概念はかなり希薄だ。夜行性ゆえ昼間に眠るのだが、カーテンを閉め切りアイマスクまで装備してしまえば、周囲の物事は完全...
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カリン

冬になると喉が乾く。飴では追いつかない乾きだ。同居人が、カリンの実を煮た湯を出してくれた。実も入っている。喉は潤うが、皮と繊維が舌に残る。種を出すと、「それくらい食べなよ」と言われた。田丸雅智さんの短編に「隙間ネコ」がある。心の隙間に入り込...