こたつ布団の縁から、ぽつんとはみ出した三毛柄の後ろ脚が見えます。
それだけで、その子の一日の働きぶりが目に浮かびます。
朝から仲間の様子を見回り、
1階と2階を軽やかに行き来し、
人間の動きまでしっかり監視する――まるで小さな管理人。
そんな“巡回係”の脚が、今日はこたつから無防備に伸びています。
疲れたのでしょうか。
けれど、その伸びきった脚先はどこか誇らしげです。
三毛特有のまだら模様が、
ほんのり温まった毛並みに柔らかな影を落としています。
肉球は布団の熱にほどけ、少し開き気味かもしれません。
きっとこれは疲労ではなく、
「今日はここまで」と自分で仕事を終えた証。
家の安全を確認し終えた巡回係の、ささやかな休息時間です。
その脚先には、
・毎日の巡回の誇り
・家を守る責任感
・そして、こたつへの全面的な信頼
が詰まっているように見えます。
こたつからはみ出した脚は、
この家が今日も平和であることの証。
巡回係、本日休業中。
どうかこのまま、もう少しだけ。


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