💴 判決より先に「お仕事の成果報酬」のご案内

法と苦楽詩(ほうとくらし)

判決を待つ控え室で、裁判所職員の方から数枚の書類が配られました。
その中の一枚に、今回の裁判員としての“お仕事の成果報酬”が記載されています。

印鑑は不要で、自分の名前を直筆でサインすればOKという、ちょっとした契約書スタイル。
名前の横にサラリと署名する瞬間、なぜかバイトのタイムカードにハンコを押す瞬間を思い出してしまいました。

提出後は、1週間〜10日ほどで指定口座に振り込みとのこと。
いわば「司法からの寸志」です。

もっとも、この数日間の緊張感と情報量を思えば、
報酬うんぬんよりも「法廷という非日常を生きた体験」の方がよほど価値がありました。
それでも――
「これでやっと、おーいお茶代くらいにはなるかな」と笑ってしまう自分がいました。

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